公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

自然生え2017.5.9

知多草木農場では、桜の木がすっかり緑照り映え、株元のつつじは満開です。

※「つつじ」は花が続くように咲くことから名付けられたという説もあるようです。

写真1

さて先日(5月3日)のブログでカボチャの種まきについて触れましたが、ちょっとつづきです。

5月8日、カボチャは発芽開始したので、かぶせてあった新聞紙を外しました。

写真2

ところで、先日のブログで「この地域では5月に入れば、直播きも可能なのですが……」と書きましたが、直播きの目安として、堆肥置き場などからカボチャが自然に発芽してきた頃が適期です。

写真3

写真のカボチャは、昨年の栽培で出荷出来なかった果実を堆肥化したのですが、無事発芽してきました。これを「自然生え」と呼びますが、自然生えした植物はそこの地域環境に適合しているためか、病気や気象の変動に対する適応能力が高いように感じます。

また、葉っぱの外観も綺麗で、芸術的に「自然映え」とも読み替えられます。

ぜひ、自分が播いた(植えた)場所以外から自然生えしてきた野菜・花卉類の観察も楽しんでみてください。(H.Y.)

圃場だより