公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

カボチャ連続栽培2017.8.3

大暑の侯、夏野菜の収穫と秋野菜の準備が同時並行になる、今日この頃です。

5月3日に種まきしたカボチャも無事に収穫期を迎えました。

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同時に抑制カボチャ栽培の種まきも行いました。

写真3

写真4

品種はタキイ種苗の「えびす」と当センター育成の「カンリー2号」です。

当地域では7月20~7月31までの間にカボチャを播種すると10月中旬ごろに収穫でき、冬至カボチャとして食べることができます。

愛知県のカボチャ生産量は全国的には19位で、全国の収穫量に占める割合は0.66%程度で栽培自体は盛んではありません(参考「愛知県の野菜ランキング」)。

しかし、逆を言えば、生産者が少ないので地元の直売所では抑制カボチャの需要はあるのです。

本日種まきをしたカボチャは約10日ほど育苗して畑に定植する予定です。もちろん直播きでも気温的には可能ですが、発芽と初期生育を揃えるために育苗します。

また、カボチャは連作障害が発生しにくい野菜のひとつなので。畑の準備も春夏カボチャの畝を壊さないで連続利用することができます。

ことわざ「冬至にかぼちゃを食べるとかぜをひかない」の実現に向けて美味しい抑制カボチャが収穫出来るよう努めます。(H.Y.)

圃場だより