公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

知多草木農場見学受け入れ2018.12.12

12月11日(火)、奈良県農民連 南和センターの生産者14名の方々が知多草木農場を見学されました。
約1時間の滞在でしたが、D圃場の結球葉菜二毛作体系の構築として取り組んでいるスイートコーン→マメ科緑肥→キャベツ栽培、C圃場の黄色土における育土法の比較検証としてニンジン栽培畝3区の観察とカブの試食、水稲栽培の耕種管理、畑転栽培実証のB圃場の特徴について説明させていただきました。

 

緑肥活用による育土、被覆資材利用による初期成育の違いや虫害対策、周りを緑肥のソルゴーで囲むことや黒マルチの上に草を敷いて天敵が活動できる環境をつくる利点などを説明しました。

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畝肩を掘った断面と作物の生育状況から土が育つ状況をご覧いただきました。

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隣の畝の結球レタスを見て、不耕起でも敷き草だけによる育土(土づくり)で、こんなに育つんだと関心を寄せていました。

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C圃場をバックに集合写真。

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当日は曇り空で少し風があり、ジャンパーを羽織っていても肌寒い日でしたが、みなさんかじかんだ手にペンを握りメモを取られている姿が印象的でした。
熱心に説明を聞いてくださり、関心を寄せていただいたので、暖かくなったらたっぷり時間をとっていただき、栽培についてたくさん意見を交わしたいと思いました。

またのお越しを楽しみにお待ちしております。(A.S.)

■知多草木農場の概要はこちら圃場見学はこちら

圃場だより