早植えの植代かき(除草を兼ねた深水浅代かき)2020.6.8

暑い日が続いています。

先日の圃場だよりでも書いたとおり、当農場では荒代かきと植代かきの間、湛水状態で約11日間(雑草の芽が出るための有効積算温度から計算)おいて、一度雑草の芽を出させてから除草を兼ねた植代かきを行います。

今日は、早植え3枚の圃場の植代かきを行いました。

タイトルにもあるとおり、除草を兼ねた深水浅代かきをするため、昨日から入水して、水深を5cm以上にしておきました。

圃場にもよりますが、植代かき前の田面はこんな感じで、コナギを中心にいい感じに生えました。

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深水代かきは、どこまで代かきしたかが分かりにくいので、最初に代かきに対して垂直方向にトラクターを走らせて轍を作ります。

この轍を消すように代かきしていきます。

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深水にしながらも、田面(土の表面)からは5~7cmと表面を浅く代かきします。

そうすることで、細かい土が水とよく混ざって遅れて沈降するため、表面にトロ土層が作られやすく、理想の水田土壌に近づけることができます。

また、芽を出した雑草が代かきと同時に浮いてきます。

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今日は南風が強く、夕方には北側の畦に大量のコナギが集まりました。

これを熊手ですくって、代かきと同時に1回目の除草が完了です。

実際、約10aの田んぼでは、30分で20Lバケツ6杯分の草が取れました。

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当地では深水に混ざった土の粒子が落ち着くまで3日間ほど待って、いよいよ田植えです。

湛水2回代かきによる除草を含め、自然農法における代かきのコツについては、当センター発行の『2018年度 自然農法技術交流会資料集』のp98~101に詳しく掲載されています。

よろしければご覧下さい。

圃場だより