お米の一括表示について

平成13年4月1日から、一般消費者に販売されるすべてのお米について「一括表示」を行うことが義務づけられました。これは購入の際、消費者が選択しやすくするためのものです。「一括表示」は有機栽培であるか、慣行栽培のものであるかを問わず、すべてのお米に対して行わなければなりません。認定ほ場の収穫米に有機の名称表示をせずに出荷する場合も必要です。
一般消費者にお米を販売している生産者、業者の方々は注意してください。

一括表示を行うのは誰?

「一般消費者」に対して直接お米を販売する業者、生産者に、「一括表示」の義務が課せられます。ただし、個包装されていないお米(バラ売り)や親類など特定の消費者に譲り渡す、いわゆる縁故米には表示の義務はありません(「食品表示基準」に基づく)。

生産者や小売業者が「一般消費者」に直接販売する場合 表示義務あり
生産者や小売業者が、農協や小売業者等に販売する場合(業者間取引) 表示義務なし
親せきなどの「特定」の消費者に対して販売する場合(縁故米) 表示義務なし
産消提携などの契約した消費者に販売する場合 表示義務あり

※提携している消費者は「特定の消費者」だから、一括表示の義務はないのでは?という問い合わせもありますが、提携さえすれば、誰でもそのお米を売ってもらえると考えられます。よって「特定の消費者」ではなく、不特定多数の消費者、つまり「一般消費者」と解釈され「一括表示」の義務があります。
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表示の方法

玄米及び精米品質表示基準が改正されました。これに伴い、お米の一括表示方法も変更されましたのでご注意ください。

玄米及び精米品質表示基準(平成23年7月1日改正)
玄米及び精米品質表示基準Q&A(平成23年7月改正)
袋詰め精米等の新しい表示方法(平成22年4月1日より完全実施)

※現在、玄米及び精米品質表示基準は食品表示基準に統合されました(2015年4月1日施行)。お米について表示すべき内容は、統合前の基準の内容と変更はありません。

1)一括表示の形態と必要項目

一括表示の形態と必要な項目は次の通りです。表示の形態は等級検査(=農産物検査)を受けている場合と受けていない場合で異なりますので、注意してください。

【各項目について】

名称 有機米の場合は「有機精米」「有機玄米」などと記載します。
転換期間中有機米の場合は「転換期間中有機玄米」「有機玄米(転換期間中)」などと記載します。
原材料 1)産地
都道府県名、市町村名、その他一般に知られている地名を記載します。
(例)静岡県・近江・魚沼
2)品種
該当するお米の品種を記載します(ここには「有機」という語句は不要です)。
(例)コシヒカリ・ミノニシキ・ひとめぼれ3)産年
栽培年を記載します。
(例)2002年・平成27年4)使用割合
等級検査を受けている原料玄米の場合は、その旨を表示して「使用割合」欄を削除します。それ以外の場合は「○○産 △割」などとします。

※注意事項
1)~3)の表示は、等級検査を受けたお米に対してのみ認られています。従って、等級検査を受けていないお米は、JAS有機認定を受けていても「未検査米」と表示しなければなりません。その際は、必ず産地とい項目の下に「国内産」とういう表示を行ってください。
※お米をブレンドする場合の表示は上述とは異なります。詳細は、最寄りの地方農政局・同支局、農政事務所等にお問い合わせください。

内容量 グラム(g)又はキログラム(kg)の単位で該当する重量を明記してください。
精米年月日 原料玄米を精米した年月日を記載します。ただし、玄米の場合は、項目を「調製年月日」とし、原料玄米の調製(籾すりや色選、異物混入除去)を行った年月日を記載します。
(例)平成○○年○○月○○日  ○○.○○.○○  2001.○○.○○
販売者 販売者の「氏名又は名称」「住所」及び「電話番号」を記載します。
※「販売者」を「生産者」と替えて表示することは認められません。

2)文字の大きさ

内容量が3kg以下の場合は8ポイント以上、これを超えると12ポイント以上にしてください。内容量30kgの米袋はこれに該当します。

3)文字体裁

統一のとれた活字であることが求められますので、ワープロ等を使用して作成してください。

一括表示例

表示例1:農産物検査(等級検査)済み玄米の一括表示
表示例2:農産物検査(等級検査)済み精米の一括表示
表示例3:未検査米(精米)の一括表示
表示例4:未検査米(精米)の一括表示(産地記載の場合)

※未検査米であっても米トレーサビリティ法第4条に基づき伝達される都道府県名等を「◯◯県産(産地未検査)」と記載できます(表示例4)。米トレーサビリティ法とは「米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律」のことです。概要は>>>こちらから<<<

 

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有機認証について