公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

申請から認証まで

 一部を除いてすべての申請者に共通です。

3.認証申請

有機JAS制度を十分に理解し、また、認証の必要性について熟慮いただいた上で、申請を行ってください。申請に必要な申請書類は、申請書式一覧を確認いただき、必要な書類をダウンロードして使用してください。この他、申請書類は、認証部に、送付先の住所、氏名などを連絡いただければ、必要部数を送付させていただきます。送付は有料となりますので、事前に料金を確認してください。送付料金は認証手数料の別表2を参照してください。

申請する方は、入手した申請書類に漏れなく記入し、必要な添付書類と併せて認証部まで郵送などで提出してください。提出された申請書類等一式を認証部で受付した際、受付通知、認証合意書、申告書、申請料の請求書を申請者に送付します。申請料は、認証手数料の別表1を参照してください。

※提出された書類などに不備などがある場合は、その旨を申請者に通知します。
※支払われた送付料金、申請料につきましては、理由の如何を問わず返還できませんので予めご承知おきください。

4.書類受理

署名捺印された認証合意書と申告書が提出され、申請に必要な書類に不足がなく、申請料の納付が確認できた時点で、正式な受理となります。正式な受理となった際、受理通知を申請者に送付します。書類の受理後、書類審査と実地検査を担当する検査員が指名されます。

5.書類審査

指名された検査員が、提出された申請書類の内容を確認し、農林水産省告示に掲げられた有機農産物の生産行程管理者、有機加工食品の生産行程管理、有機農産物の小分け業者、有機加工食品の小分け業者、それぞれの認証の技術的基準及び当センターの定める「JASオーガニック認証基準」に適合しているかどうかについて審査を行います。

※書類審査の結果、明かに認証できない事由があった場合、申請を却下若しくは取り下げいただく場合があります。
■看板の設置
有機農産物の生産行程管理者の申請者は、申請と同時に申請ほ場へ看板の設置をお願いします。看板の設置は、申請ほ場が有機農産物を生産するほ場であることを周囲の農家や関係者に知ってもらい、周辺地域の有機認証への理解と協力を得ることと、実地検査(認証後の調査)を円滑に進めることを目的としていますので、ご協力をお願いします。
看板への記載内容については、自然農法センターの看板を参照してください。当センターで製作した看板(A4サイズ)の頒布もしておりますが、ご自身で作成していただいても結構です。

6.実地検査

書類審査終了後、指名された検査員が実地検査を行ないます。この検査は、申請書類に記載されている内容が、農林水産省告示に掲げられた有機農産物の生産行程管理者、有機加工食品の生産行程管理者、有機農産物の小分け業者、有機加工食品の小分け業者、それぞれの認証の技術的基準及び当センターの定める「JASオーガニック認証基準」に適合しているかどうかについて、実地で事実確認を行うためのものです。

<実地検査>

  • 検査日程は、検査員と申請者で事前に調整をします。
  • 検査は、申請者の協力なくしては成り立ちません。検査員の訪問時には、検査が円滑に進むようご協力ください。
  • 検査時に検査員と交わした約束事(検査立会い確認書の記載事項)は厳守してください。

<実地検査後>

  • 検査員から提出された検査報告書、申請書類などを認証部で確認し、実地検査の結果通知(認証されるために改善すべき点などをまとめたもの)を作成し、申請者に通知します。
  • 申請者は、結果通知の内容を確認し、指摘された改善点に対応し、追加提出を求めらた書類がある場合は速やかに提出してください。
  • すべての改善点が改善されたことが確認できた時点で、すべての是正が完了となり、その後、判定に入ります

※検査員は、原則、検査結果や判定に係る質問に、回答できませんので予めご承知おきください。
※実地検査後に認証手数料を一括請求します。認証手数料の詳細は、認証手数料の別表1を参照してください。なお、認証手数料の納付が確認できるまで、認証の可否についてお知らせできませんので予めご承知おきください。
※支払われた認証手数料につきましては、理由の如何を問わず返還できませんので予めご承知おきください。

7.判定

検査員から提出された検査報告書、申請書類、申請者から提出された改善報告などを基に認証の可否を判定員(検査員とは別の者)が判定を行います。

判定員から提出された判定報告書を基に認証の可否について認証部長が判断します。

8.認証(通知)

認証の可否について申請者に通知を行います。認証「可」の申請者には、認証書(添付文書含む)を交付します。認証日以降、有機JASマークを付けた農産物や加工食品を出荷できようになります。認証「不可」の申請者には、その理由を添えて文書で通知します。

 

有機JAS認証について