自然農法の種子とは

自然農法は、創始者である岡田茂吉氏によって提唱され、化学肥料・農薬に依存しない地域の実情に応じて自然の生態系を利用した持続可能な総合的な栽培体系を基本としています。
これからの農業の在り方として、単に栽培方法の一部(化学肥料・農薬の使用)を変えていけば良いという発想ではなく、農と食が一体のものとして、各地域の自然条件や文化・社会条件、そこに暮らす人々の生活を含めた新しい農業を構築していく必要があります。
そのため、在来種・固定種・交配種を問わず、総合的な栽培体系を構築するうえで種子というものは、大きな鍵になるのではないかと考えます。
作物はタネを通して育ってきた環境に適応するための情報を子孫に伝えています。農薬と化学肥料の使用を前提に育成されたタネ(品種)は、たくさんの生き物に囲まれて生活する術を長らく忘れてしまっています。特に野菜においては有機農業を前提に育成された品種はほとんどなく、有機栽培用品種を主にした栽培体系の開発も行われておらず、有機農業が一般に広がらない要因になっています。
自然農法センターでは自然農法による品種育成(育種)と採種を行い、広く有機農業者や一般農業者また家庭菜園者への頒布を通じ、育成された品種が広く社会に認知されることにより、自然環境の保全、農家経済の安定向上と健康で豊かな食生活が達成されることを願いとしています。

2017年の種子頒布を開始しております。
皆様からのお申込み、お待ちしております。

 

自然農法センターの種採りノウハウが本になりました!

『これならできる! 自家採種コツのコツ ~失敗しないポイントと手順~』

農文協・2016年6月発刊
自然農法センターが著した本です。自家採種は要点さえ押さえれば、家庭菜園の延長でだれでも楽しむことができます。本書は、育種の解説を菜園愛好家や農家にとって必要な範囲に絞り、自家採種のノウハウ、失敗しないポイント、収穫と採種を両立させる方法を余すところなく紹介しています。他社本にはない詳細な手順写真をいれて解説している点も大きな特徴です。本書を読めば、農家はもちろん、小規模な家庭菜園でも、収穫を楽しみながら生命力が強く美味しいオリジナル品種を育てられます。
自然農法の種子