レタス栽培のポイント

自然農法センター農業試験場(長野県松本市波田,標高700m)における初夏どり栽培の例です。

1. 播種準備(3/26)

4-6_letuce1播種箱に育苗用土を詰め、水またはEM活性液1000倍希釈液で十分に水を含ませ、新聞紙とポリフィルムをかけて地温を高めておきます。

2. 播種(3/30)

4-6_letuce3 育苗日数25日が目標です。播種穴を開け、4~5粒播種します。レタスは発芽に光が必要なので、覆土は極薄く(1~2mm)します。特に「エルワン」は光要求性が強いので注意しましょう。
播種後たっぷりかん水し、新聞紙と不織布をかけてトンネルします。電気温床の地温設定は12℃。15~18℃で発芽させるように管理します。日中の温度の上がり過ぎに注意します。ハウスとトンネルの換気で温度を加減し、日差しが強すぎる場合は遮光します。管理温度が高すぎると光要求性がさらに強くなったり、種子が環境休眠に入る(発芽に適さない夏だと誤解する)ため、発芽がばらついてしまいます。なるべく発芽まではかん水しないようにしますが、乾燥は厳禁です。4-6_letuce2

3. 発芽(4/2)

4-6_letuce4発芽したらすぐに新聞紙を除きます。高冷地など日中の太陽光線の強い地域では数日間はダングローやパオパオで光線を和らげると良いでしょう。発芽が始まったら1日に1℃ずつ8℃まで温床の設定温度を下げます。かん水は適宜行います。温暖地の早い季節の育苗では、かん水は朝1回が理想ですが、日射の強い高冷地では2回必要なことも多いです。午前中2回、午後1回は必ず確認し、こまめな換気と水管理に努めます。

4. 間引き(4/7)

4-6_letuce5欠株は移植し、2本残して間引きます。

5. 冷床へ移動(4/12)

 
4-6_letuce6温床から移動させます。夜間多少寒くともハウスの中に氷が張らなければ大丈夫です。

6. 間引き2回目(4/14)

 
4-6_letuce71本に間引きます。夜間も特に冷え込まない限り、ハウスを少し開けておき馴化を進めます。

7. 定植(4/26)

 
4-6_letuce8畝幅90cm2条植え、株間25cm。草生栽培の圃場に定植。圃場準備は前年秋に堆肥2.5kg/m2鋤込み、定植3週間前にEMボカシI型200g/m2を表層1~2cmに混和しておきます。初期生育期(20日間位)は株周りを丁寧に除草します。緑肥草生は適宜草刈りし、レタス側に刈草を寄せて敷きます。

 レタスが雑草や緑肥を抑えて育つ様子

レタスが雑草や緑肥を抑えて育つ様子

自然農法の種子