自然農法センターのタネの特徴の一つに、草生栽培という一般とは異なる環境の中で選抜・育成するということが挙げられます。当センター育種圃場の草生栽培は、外部からの有機物の投入を極力控え、ムギ・マメ類と野菜を輪作しながら両者を交互に作付けし、畝間に多年生牧草を生やしてその牧草を定期的に刈り取って野菜の株元に敷くといった方法で、野菜にとって厳しい環境の中で生命力・自立力のある品種を見いだします。
今回のシリーズは、自然農法センターの特別研究員(当時)の中川原敏雄さんの寄稿とインタビュー紹介します。
中川原敏雄さんは、当センター在職中には「自然農法センターのタネ」シリーズの礎を築き、定年退職後もタネの開発と普及に携わり、草生栽培を独自の理論と経験から進化させ続けています。
中川原さんにご自身の草生栽培を基にした農園の技術を教えてもらいながら、自然農法による野菜づくりや健康づくりのコツをご覧ください。
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