公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

ダイコンの母本選抜2016.12.6

諸事情によりしばらく更新が滞っておりました。

今日から再スタートしたいと思います。

昨日は、農業試験場から育種課職員が来場し、当センター育成品種「ふじ宮重」の母本選抜を行いました。

C1圃場で栽培中の「ふじ宮重」のうち、収穫適期で立性(葉が立つタイプ)のものを収穫しました。

その後、ふじ宮重の特徴に合わない細長いものや短いもの、ひげ根・また根を除外して、長さ30cm以上の太長タイプをタネとりの母本(親)として選抜しました。

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選抜した母本(ある程度の太さがあり、30cm以上の長さのもの)

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除外したもの(細長いものや短いもの、ひげ根・また根など)

 

選抜した母本は、採種栽培を行うA圃場のハウスに移植しました。

ダイコンを寝かせて植えるために、ツルハシを使って斜めの穴を掘り、穴の壁面に沿ってダイコンを寝かせていきました。

その後、土を埋め戻し、保温・保湿のための敷草を戻して作業完了です。

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きれいに並んだダイコンは、まるでダイコンが砂風呂に入っているようで、ほほえましく感じました。

無事に活着すれば、新しい葉っぱが出てきて、厳しい冬を越えていってくれるはずです。

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その他の圃場の様子

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B圃場の麦(きれいに発芽が揃いました)

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C圃場のレタス(今日、収穫調査をしました。)

 

圃場だより