公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

すべての圃場の田植えが終了、順次除草作業へ2020.7.3

約2週間ぶりの更新となります。

その間、残すところ2圃場となった普通期の田植えを行いました。

1枚は苗代にしていた圃場、1枚は無代かき田植えを狙っていた圃場です。

 

折衷苗代を設置していた圃場は全面に入水していたこともあり、苗代以外の部分にコナギ・ホタルイ・ヒレタゴボウがかなり繁茂しました。

6月22日、苗もかなりおおきくなっており、できるだけ早く田植えをすべきと考え、連続で荒代かきと植代かきを行いました。

荒代かき中。

荒代かき後。繁茂した雑草の多くが土の中に埋まりました。

荒代かき後、水深を深くして植代かきをしました。表層に埋まっていた雑草が浮いてきます。

6月23日、植え代かき後。手前と右の黒っぽい部分が浮いた雑草です。20Lバケツ14杯分とかなりの量が浮きました。

6月24日に田植えを行いました。一部田面の高いところは浮ききらなかったので、田植えに合わせて手取りしました。

7月1日、ほとんど雑草は生えていません。ここは昨年もほぼ無除草で過ごせた圃場です。

 

もう一枚、当農場の中で一番水はけが悪い圃場では、代かきによってさらに日減水深が少なくなると考えられることから、無代かきで田植えすることを考えていました。

今年も無代かきに向けて耕うんで土塊を細かくしてきたのですが、予定していた最終の耕うんの前に雨が続いてしまいました。

それでも入水して無代かき田植えを試してみましたが、田面が固く植え付けが不安定だったので、6月24日にあっさりと代かきをして、6月25日に田植えをしました。

↑7月1日の状況です。

 

そのほか、順次各圃場に揺動除草機をかけていました(早植え期圃場は2回目、普通期圃場は1回目)。

普通期圃場の1回目圃場の除草の様子です。6月20日植えで6月25日に除草気をかけたのですが、すでにコナギが結構大きくなっていました。

 

以下は、7月1日現在の早植え期圃場2枚と普通期圃場1枚の様子です。

圃場だより