今日は、自家採種コースの研修生が、育種圃場で緑肥を刈り取り、畝に敷き詰める作業を行いました。この圃場では、草生栽培による育種が行われており、肥料分が少ない畑でも元気に育つ根張りの良い品種が育成されています。
幅1mの間隔〈長さ46m)で、作物を植える畝と緑肥帯が交互に並んでいます。緑肥帯には、オーチャードグラス・白クローバー・赤クローバーの3種類の種子が3月に播かれ、ようやく刈り取る高さまでに生長しました。
研修生は、まず刈り払い機で地面から高さ5cmほどの高さで緑肥を刈り取り、その後、ナスやトマト、キュウリなどが植えられている畝に敷き詰めていきました。一番上の写真は、刈り取る前の緑肥の様子です。