公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

種もみの播種2020.5.8

ご無沙汰しておりました。

知多草木農場より、1年ぶりの投稿です。

知多草木農場では、7枚・約9反歩の圃場で、水稲を中心に栽培を行っています。

昨年は、湛水2回代かきでほとんど草が生えなかった体験をし、それらをできるだけ再現したいと思っています。

 

今年の水稲栽培について、記録を残していきたいと思います。

5月2日に種もみの温湯処理と浸種を行っていました。

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今日は青空のもと、早植えの3圃場分、137枚の播種をしました。

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当農場では、みのる式ポット苗を使用しています。

苗を大きくでき、植えいたみが少なく、活着がスムーズなので、自然農法的には向いていると思います。

早植え分はハウスの中でプール育苗を行います。

3粒まきを目標に、2~4粒に播種量を調整しました。

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播種が終わったら専用の道具を使って苗箱を運び、プールの中に敷き詰めます。

当農場のプールは床(とこ)に川砂を敷き詰めてあり、その上に根切りマットを敷いています。

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全部敷き詰めたら、上から踏んでプールの床と密着させます。

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その後、やさしく水をまき、

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太陽シートというアルミ蒸着されたシートをかぶせて、ハウスを閉め切ります。

このシートは太陽光を反射させて、中の温度が上がりすぎないようにするものです。

出芽の促進と揃いが良くなるので、当農場では例年このスタイルで行っています。

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圃場だより